「飛雲(ひうん)」は書道用品専門店である西文明堂の自社ブランドとして、昭和35年(1960年)に誕生しました。
創業者の西政一は書家・画家・書道生・書愛好家・小中高生のお客様を文人(詩文・書画など、風雅の道に心をよせている人)としてとらえ、「書を通して人の道を教化し、豊かな精神生活を広め、深め、高める事」をコンセプトに「飛雲」ブランドを立ち上げました。
文人にとっての文房四宝、すなわち硯、墨、筆、紙は、文人が書斎で使用する欠かせない文房具です。「飛雲」はその全ての文房具に対して本物を志向し、お客様の作品づくりを支えています。
Origin
「飛雲」は、天空を飛ぶ雲の如く「創造性豊かな心」と、時には大空を埋め尽くし、自然に恵みをもたらす慈雨となり、生けるものすべてを育む大河大海となる量を持ちます。しかもその性(H2O)を失うことはありません。
筆の良否を判断するには、「尖・斉・円・建」の四つの条件があります。
「尖」は穂先のとがり、いいもの程きれいに尖っています
「斉」は穂を平らに押し広げたとき、毛の先端がきれいに揃っていることです
「円」は穂に墨を含み運筆の際、調子良く曲がったりねじれたりすること
「建」は穂の部分がバランス良く程よい弾力があることです
筆にはそれぞれ弾力、墨の含み具合、毛のまとまりなどに個性があります。
それが字の面白さを生み出します。
書道を初める場合、
筆は硬いものから馴染んで
順に替えていくのが良いでしょう
最初は程よい堅さと弾力があり
運筆に素直な鼬毛がおすすめです
大筆[響] 原毛・馬毛 馬毛脇毛
中・高・一般向け、腰があり毛先のまとまりが良い筆。
大筆[昴4号]飛雲 1.1×4.7cm硬い羊毛
硬めで書き良く、まとまりも良い。学童用などとして人気商品です。
小筆[方谷]Φ6×26mm*
学童のなまえがきに最適。
小筆 [汀雲] 原毛・鼬毛
先のききがよく、書き心地の良い小筆です。
兼毫、すなわち鼬毛に馬毛や羊毛を混ぜ合わせ
硬さを和らげたものがおすすめです
宇に伸びや味わいを出したいと
思えるようになれば、しなやかで柔軟な羊毛を
まず、使って馴染んで楽しんで下さい
大筆[兼白]3号
楷・行・草書の基本勉強用に最適。穂の開閉もスムーズ。
大筆[源]4号 精撰兼毫
半紙4字から多字数向きで、楷書から行書まで幅広くご使用頂けます。
※筆の軸部分は使用されている素材によって模様が異なります。
小筆[玉かづら]飛雲0.55×2.6cm鼬毛
3種類の中で穂先がシャープな小筆。仮名向き。
小筆[玉蘭中]飛雲0.55×2.6cm鼬毛
仮名・実用書どちらにも使用できる、バランスが良い筆。
※筆の軸部分は使用されている素材によって模様が異なります。
Product list